一般財団法人(はなぶさ)(やす)(よし)財団は令和2年11月11日に設立させてもらいました。

財団名は医療法人秀英会英医院の初代医院長でありました英保良医師の名前を冠したものです。

 初代英保良は串間市大束(先の大戦では軍医として従軍、一時期都井にて開業)において、住民の健康を守る地域医療に従事してきましたが、63歳の若さで他界しました。父の診療で思い出すことは、お金のない患者さんからは診療代を取ってなかったことです。今で言うボランティアですね。

わたくしも2代目の医院長として初代の遺志を受け継ぎ地域医療に取り組んで参りましたが、三代目が誕生し地域医療の襷を繋いでくれることになりました。

これを機に医師、英保良の理念を形あるものとして受け継ぎ、友人や関係者の協力を得て財団を設立することになりました。

この法人は、一つには串間市において向上心旺盛な学生に対し奨学金給付による支援をすることで社会に貢献する人材の育成に寄与すること、二つには故郷愛による文化事業に取組む団体を助成することにより文化の振興に寄与すること。三つには国の内外で人類愛に基づき活動する団体の事業推進に寄与する事を基本的な目的としています。

いろいろな方の助言、協力があり今の私があると思い、小さな財団ではありますが、一隅をしっかり照らす活動を展開してまいる所存です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

一般財団法人英保良財団 代表理事 英 保彦

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